そのため、ガラスの代わりとしても用いられます。
例えば、水族館の水槽や、陳列棚のケースなどにです。
一方で、欠けが発生しやすい材料なので、切削加工にはあまり向かない材料です。
また、切削加工を施すことで、せっかくの透明性は失われてしまいます。
透明にしようとすると、磨き仕上げをしないといけません。
磨き仕上げの具合により透明度は上がりますが、生地の透明度には敵いません。
欠けのリスクと仕上げを考慮すると、PMMAの切削加工はコスト高となります。
特別な用途や必要性が無ければ、切削加工で透明の樹脂製品を作成する場合は、PCを用いることをオススメします。
下記引用(参考元-https://ja.wikipedia.org/wiki/アクリル樹脂)
【wikipediaより抜粋】
アクリル樹脂(アクリルじゅし、英語 acrylic resin)とは、アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルの重合体で、透明性の高い非晶質の合成樹脂である。特にポリメタクリル酸メチル樹脂(Polymethyl methacrylate)。略称PMMA)による透明固体材はアクリルガラスとも呼ばれる。擦ると特有の匂いを発することから匂いガラス(においガラス)とも呼ばれた。また、ポリカーボネートなどと共に有機ガラスとも呼ばれる。
【物性や特徴などの参考サイト】
(株)KDA:http://www.kda1969.com/materials/pla_mate_pmma.htm
ダイヤモンド砥石の専門情報サイト:http://www.toishi.info/sozai/plastic/pmma.html
Autodesk Knowledge Network:https://knowledge.autodesk.com/ja/support/inventor-製品/learn-explore/caas/CloudHelp/cloudhelp/2016/JPN/Inventor-Help/files/GUID-731661ED-C0A9-4F94-B396-51DCF86AAF7F-htm.html